セクハラ店長との闘い①
このブログは、学生・社会人などで色々と悩んでいる方々が「こんな奴もいるのか笑」と思い、この腐ったストレス社会での生活の中で、少しでも軽い気持ちで生活していって欲しいなという思いで開設しました。
始めたばかりで、アクセスも全くないので、そういうブログに成れるまでの道は長いと思いますが、細く長く続けれればと思ってます。
まず、僕がどういう人間なのか。
性格は、プライドが高く負けず嫌い、時間にルーズの遅刻魔で、協調性は全くありません。
そう、世間で言うところの「嫌な奴」ですね。
まあ、それでも周りの人間に恵まれたおかげで、性格以上の人生を歩めてるなとは思います。
ただ、たまーにどうしても許せないクズみたいな人間って出てくるんですよね。
僕は、性格上そういうクズと戦ってしまうので、人よりもアクシデントが多い気がしてます。
良いことなのか悪いことなのか、もう少し器用に生きたいなといつも思いますが、どうしても我慢できず、そういうクズみたいな人間を倒そうとしてしまうんですね。
そんな僕にとって、ここ数年間は、人生の中でも激動の数年間でした。
今回のタイトル「セクハラ店長との闘い」もそのうちの一つです。
これは、学生時代のエピソードです。確か、大学二年の頃だったと思います。
僕は、大学一年の頃から飲食店のウエイターとしてアルバイトをしていました。
一年の冬に、レジの金額が合わなかった際、アルバイトであるにも関わらず、補填させられたので、ムカついて当時働いていたお店をやめました。
そのお店で良くしてくれていた先輩がマネージャーとして別の飲食店で働くときに、タイミング良く引き抜かれ、二年の初めから新しいお店で働くことになりました。
そんな時、レストランで店長をしていたのが彼でした。(以下「セクハラ店長」という。30代後半・既婚者)
彼ははじめて会った時から親切丁寧に仕事を教えてくれ、とても良いひとだと思っていました。僕を引き抜いてくれた先輩マネージャー(以下「L先輩」30代後半)とも仲が良く、違和感と言えば、一緒にいると疲れる(気を吸い取られる)なと感じるのと、目が異様にキラキラしているということ位でした。
そんなこんなで、僕が入った1か月後に数人の女性が入社しました。
Kさん(20代後半)、Aさん(30代)、Tさん(30代)とさせていただきます。(イニシャルは適当です。)
変態店長はとても分かりやすく、Kさんがお気に入りでした。
ワインの教育タイムとか言って、Kさんだけを個室へ招き、仕事中にも関わらず、2時間口説きつづけたり、ボディータッチをしたり、誰が見てもセクハラと思うことをしていました。
そんな中、ある時Kさんは、僕とL先輩にセクハラの相談をしてくれました。
どうにかしたいなと思いましたが、L先輩はそこまで重くとらえておらず、
①相談に乗る ②2人きりにならないように気をつける
ことくらいしか出来ませんでした。
そんなことが1か月くらい続いた8月頃、変態店長が、自らのお気に入りではない女性従業員Aさんのミスに対し、「キッチンスタッフに土下座しろ!」と謝罪を強要する場面がありました。
反省しているAさんへの執拗な仕打ちかつ、人前で罵倒する言動を許せなかったKさんは、「なんでそんなことが出来るんですか!人としておかしい!」と啖呵を切り、Aさんを守る行動をとりました。
それ以降、変態店長の嫌がらせの矛先は、Kさんへと変わりました。
変態店長は、Kさんが目の前にいる時、僕に対し「Kさんは、イライラするとすぐ人に八つ当たりして逆切れしてくるから、気を付けてね。何かされたらすぐ俺に相談して。」などとKさんへ聞こえるよう、見せびらかすように嫌がらせをするようになりました。
そんな嫌がらせが2週間ほど続いた際に、Yさん(30代)という男性社員が入社しました。
彼は、年上ですが、物腰柔らかく、正義感も強い人で、すぐ店長の異変に気付きました。
僕、Yさん、Kさんは、本社や変態店長より上の上長にKさんへのセクハラ・パワハラの相談をしましたが、誰も取り合ってくれず、嫌なら辞めればいいというスタンスでした。
変態店長は、オーナーや社長に既に根回しをしており、Kさんの事について、ある事ないこと話をでっちあげ、レッテル貼りをしていたのです。
(社長の文句を言っていた。自分の思い通りにならないと嘘ばかりつく。クレームが多い、等)
そんな状況で、11月頃からKさんは嫌がらせのストレスで首に赤いあざが出来るようになってしまいました。
よくよく話を聞くと、YさんやLさんがいないときを見計らって、変態店長はTさんとともに、Kさんへ嫌がらせをしていたというのです。
そうです。変態店長は既婚者でありながら、Tさんと不倫関係にあり、二人でKさんへ嫌がらせをしていたのです。
不倫関係を暴くため、僕とYさんは、店長にシフトをはやく切り上げられても(22時ごろ)、裏に残り、変態店長とTさんの二人だけで夜中に営業していたレストランを見張りました。(23時過ぎ)
すると、
変態店長は、夜中の営業が終わると、片付けもしないで、カクテルを作り、Tさんを個室に招きました。
10分程経っても二人が出てこない、かつ、話し声が聞こえなくなったので、
Yさんと共に、個室についている小窓から中を覗くと、行為に及んでいる二人の姿がありました。
僕らはそれをカメラに収めて、これを振りかざせば変態店長を辞めさせられると意気揚々とKさんへ連絡したのですが、
「ごめん。私もう無理だ。戦う気力がない。もう、目の前にいるだけで吐き気がするし、毎日ストレスで痣が出来るし、、、それに、もう彼が辞めたとしても、パワハラやセクハラ(女性)を軽視する会社にいたくない。」
これがKさんの答えでした。
次の日、Kさんは12月付で退職すると申し出て会社を辞めることになります。
それを知った時の、変態店長のこぼれ出る薄気味悪い笑みは今でも忘れられません。
「こいつは本当にクソだった。こいつは本当にクソだった。」と、シフト表に残るKさんの名前を指さしながら言ってきた場面は今でも覚えています。
そして、残って欲しいのに、お世話になったのに、なにもKさんへ出来なかった自分が不甲斐なくてしょうがありませんでした。
Kさんは、いつも僕らを助けてくれて、気遣ってくれていました。
忙しいのに、自分が残るから早く帰っていいよと気遣ってくれたり、バイトのミスをフォローしてくれたり、、、
それでも、痣を隠すために髪形を変えたりしていたKさんが、あまりに辛そうで、「辞めないで下さい。」とも言えなかった自分が腹立たしくてしょうがありませんでした。
この、変態店長のその不敵な笑みと気持ち悪い言葉が、僕らの長い復讐計画のスタートを切ることになります。
次回、セクハラ店長との闘い②へ続く。
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